Q. 美容室のメニュー原価はどう計算する?
メニューに使う材料の数量と単価から原価を求め、「粗利=売価-原価」「粗利率=粗利÷売価×100」で計算します。人件費や家賃は含まない、材料ベースの原価です。
「このメニューは本当に儲かっているのか」を数字で確認するには、メニューごとの原価を知る必要があります。この記事では、原価・売価・粗利・粗利率の基本的な考え方と計算方法を整理します。
原価・売価・粗利・粗利率の違い
- ・売価:お客様からいただくメニューの価格
- ・原価:そのメニューに使った材料のコスト(理論上の使用量から算出)
- ・粗利:売価から原価を引いた金額
- ・粗利率:売価に対する粗利の割合
粗利・粗利率の計算方法
粗利の計算式
粗利 = 売価 - 原価
粗利率の計算式
粗利率(%)= 粗利 ÷ 売価 × 100
たとえば売価7,800円のカラーメニューに、原価405円の材料を使った場合、粗利は7,395円、粗利率は約94.8%になります。原価には、そのメニューに使う材料の数量と単価から算出した金額のみを含め、施術にかかる時間や技術料といった人件費は含みません。
メニュー粗利と「最終的な利益」は違う
ここで計算する粗利は、あくまで材料費を差し引いた金額です。実際の経営における最終的な利益には、人件費・家賃・広告費・決済手数料などの固定費・変動費も関わってきます。メニュー粗利が高いからといって、店舗全体の利益が十分に出ているとは限らない点には注意が必要です。メニュー粗利は、あくまで「どのメニューが材料費に対して効率よく稼げているか」を比較するための指標として活用してください。
Beautockのメニュー粗利画面で確認できること
Beautockでは、メニューに使う材料と分量をあらかじめ登録しておくことで、メニューごとの売価・原価・粗利・粗利率が自動で算出されます。粗利率順・粗利額順でランキング表示できるため、どのメニューが効率よく稼げているかを数字で比較できます。
まとめ
メニュー原価は「粗利=売価-原価」「粗利率=粗利÷売価×100」で計算します。ここで求まる粗利は材料費ベースの数字であり、人件費や家賃を含めた最終的な利益とは別のものである点を理解したうえで、メニュー構成や値付けの見直しに活用してください。
よくある質問
Q. 原価には人件費も含めますか?
A. 含みません。ここでの原価は、メニューに使う材料のコストのみを指します。人件費は別途考慮が必要です。
Q. 粗利率が高いメニューだけ増やせばよいですか?
A. 粗利率だけでなく、施術時間や客単価とのバランスも含めて検討することをおすすめします。
Q. メニューに使う材料の量はどう決めますか?
A. 実際の使用量の目安をもとに登録します。実際の使用量とは差が出る場合もあるため、あくまで目安として活用してください。
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