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棚卸し

美容サロンの棚卸しのやり方|材料在庫を無理なく管理する方法

公開日:2026年9月16日

「棚卸し」と聞くと、時間がかかる面倒な作業というイメージを持つ方も多いかもしれません。ですが美容サロンの棚卸しは、やり方を決めておけば、毎月それほど大きな負担にはなりません。この記事では、何を数えればよいか、どう記録すればよいかを、実務の流れに沿って整理します。

なぜ美容サロンに棚卸しが必要なのか

棚卸しをする一番の目的は、「今、店にどれだけの材料が、いくら分残っているか」を金額で把握することです。カラー剤やパーマ液は個数だけを見ていても、単価がバラバラなため、在庫の総額はわかりません。棚卸しをして数量を数え、単価をかけることで、初めて在庫を金額として捉えられます。これは、材料費率を正しく計算するための前提にもなります。

何を数えるのか

棚卸しで数えるのは、施術で使うカラー剤・パーマ液・トリートメント剤などの材料です。店販商品や消耗品まで細かく含めるかどうかは店舗の運用次第ですが、まずは金額として大きな比重を占める施術用の材料に絞ってスタートすると、無理なく続けられます。

  • 材料名(商品名)
  • 単価(仕入れ値)
  • 残っている数量

使いかけ商品の扱い

美容サロンの棚卸しで悩みやすいのが、開封済み・使いかけの商品の扱いです。厳密にグラム単位で計量するのが理想ですが、毎月それを続けるのは負担が大きくなります。「残り半分くらい」であれば0.5本、「4分の1くらい」であれば0.25本というように、小数でおおよその残量を入力する運用にすると、精度と手間のバランスが取りやすくなります。毎月同じ基準で数える習慣をつければ、多少のズレがあっても月ごとの比較には支障が出にくくなります。

棚卸し日を決める

棚卸しは、毎月決まった日に行うことで習慣化しやすくなります。棚卸し日は、月末や自店舗の締め日など、毎月同じタイミングに決めておくと継続しやすくなります。日付を固定しておくと、「先月はいつ数えたか」を毎回考える必要がなくなり、スタッフ間でも運用しやすくなります。

材料資産を金額で把握する意味

棚卸しで数量を数えたら、単価をかけて金額に直します。この「今、材料としていくら分の資産を店に抱えているか」という金額(材料資産)を把握することには、2つの意味があります。ひとつは材料費の計算に使うこと、もうひとつは在庫の持ちすぎに気づくことです。使う予定のない材料が在庫として眠っていると、それだけ現金が動かせない状態になります。棚卸しは、材料費だけでなく、店の資金繰りを考えるうえでも役立つ作業です。

毎日細かく入力しすぎない考え方

棚卸しというと、材料を使うたびに記録するようなイメージを持たれることがありますが、それでは日々の施術業務の負担が増えてしまいます。大切なのは、日々の細かい出納ではなく、月に一度、残っている数量をまとめて数える運用です。毎日の記録を増やさない代わりに、月次の棚卸しだけは継続する、というメリハリのある考え方が、無理なく続けるコツです。

Beautockならスマホで残数入力できる

Beautockでは、あらかじめ登録した材料一覧に対して、月に一度、残っている数量をスマートフォンから入力するだけで棚卸しが完了します。入力した数量と単価から、在庫金額(材料資産)が自動で計算され、そのまま材料費の算出にも使われます。紙やノートに数量を書き出してから電卓で計算する、という二度手間がありません。

まとめ

棚卸しは、材料名・単価・数量を月に一度まとめて数えるだけの作業です。使いかけ商品は小数でおおまかに記録し、日付を固定して習慣化することで、無理なく続けられます。棚卸しによって把握できる材料資産の金額は、材料費率の計算だけでなく、在庫の持ちすぎに気づくきっかけにもなります。

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